【イベントレポート】ボイスキット所属声優が大集結! 『VOICE KIT Festival 2026 ~春のFUNまつり~』【独自取材】

ボイスキット所属の声優10名が揃って登場する事務所初のフェスイベントが3月7日に東京・なかのZERO大ホールにて開催。当日は椎名へきるさん、南條愛乃さん、井澤詩織さん、上坂すみれさん、駒形友梨さん、角元明日香さん、小林愛香さん、南早紀さん、前島亜美さん、吉武千颯さんらが元気な姿を見せ、歌にトークに朗読劇と会場を盛り上げた。ここでは昼の部の模様をレポートする。

ボイスキット所属声優10人の個性が存分に発揮された矢印トーク

オープニングから10名の声優が色とりどりの衣装を身にまとってステージ上に集合し、華やかな雰囲気でスタートした記念すべき初の“VOICE KIT Festival”。最初のコーナーは全員参加で井澤さんがMCを務める「春のFUNまつり 矢印トーク」だ。これは普段なかなか面と向かっては言えないようなことを、言いたい相手に矢印を向けて打ち明けてしまおうというもの。最初のテーマ「〇〇さんと一緒にやりたいこと」では、まずMC井澤さんが先陣を切って「ゆりりんにいろんなコスプレをしてもらって写真を撮りたい」と駒形さんに要望を伝える。「ゆりりんは等身がきれいで、バランスが完璧に美しいから、コスチュームが抜群に似合う」と井澤さんが絶賛すると、駒形さんは照れながらも「うれしいです」と喜び、コスプレにも前向きな姿勢を見せていた。また、前島さんから南條さんへの「同じステージに立って、2人で一緒に歌いたいという夢があります。マイク前でお芝居で会話したいです。南條さんのクリエイターとしてのセンスも大好きなので、いつかライブ衣装のプロデュースなどもお願いさせてください」とメッセージが伝えられると、最近プロデュース業に興味があるという南條さんは「面白い!」と、やはり前向きな反応を見せる。小林さんが角元さんと一緒にやりたいことはズバリ「はしご酒!」で、ボイスキット公式YouTubeチャンネルでぜひ企画としてやりたいとのこと。この3つのうちはたしてどれが実現するのか、今後の動向が楽しみだ。

続いてのテーマは「〇〇さんのここがすごい!」で、最初に紹介されたのは上坂さんから吉武さんへの「オコジョの怒りを鎮めることができ、24時間以内であれば死んだグッピーを生き返らせることが可能で、笑顔がかわいいみんなの妹なところ」というメッセージ。前半がかなり不思議な内容になっていたが、上坂さんは「つまり信じられないコミュ力があるということなんです」と説明。『スター☆トゥインクルプリキュア』のイベントで共演した際に楽屋で吉武さんからお手紙をもらったというエピソードが披露されると、「私はそのとき死んだグッピーだったけど、そのお手紙で生き返ったんです」と感謝を伝えていた。また、もともと声優オタクだったという角元さんは椎名さんに矢印を向けて「ほんとうにすごい方なのに、ほんとうに親しみやすいところ」と、レジェンドながらも飾らない人柄の素晴らしさを力説。最後は吉武さんが「大きくてきれいな瞳が、初めてお会いしたときから吸い込まれそうです。コンタクトをしているのかなと思って聞いてみたことがあったのですが、裸眼と聞いて驚きました」と、南さんの瞳がどれだけきれいかを教えてくれて、10名の出演者それぞれのユニークな個性が発揮されたコーナーとなった。

声優の本領を発揮した朗読劇とこの日限りのスペシャルライブ

ここまでにぎやかにお届けしてきたイベントだったが、朗読劇のコーナーを迎えるにあたってはペンライトなどの応援グッズの使用を控えるようにアナウンスがなされ、舞台の照明も暗くなり、会場が水を打ったような静けさに包まれる。朗読劇の題材になったのは『コミック百合姫』(一迅社刊)にて連載されていた、うたたね游先生による社交ダンスをテーマにした作品『踊り場にスカートが鳴る』で、このイベントのために再構成した脚本を昼夜それぞれ5名ずつが演じることに。昼の部はパートナー(女役)に憧れつつも身長が高いためにリーダー(男役)を続けていた主人公・春間きき役を前島さん、そんなききの前に現れた、小柄ながらも自分はリーダーしかやらないと宣言する1年生・鳥羽見みちる役を上坂さん、ききとのペアを解消した合歓木紫苑役を南さん、紫苑と新しくペアを組んだ藤園モナ役を角元さん、社交ダンス部の顧問・一宮月子役を椎名さんという配役になっていた。少女たちの揺れ動く気持ちを時に繊細に、時に感情をむき出しにしながら演じていくさまは観客をどんどん作品世界へと引き込んでいき、また、動きがない朗読劇においてダンスのシーンを呼吸の音で表現するという、声優ならではのプロの技も見せつけてくれた。いい意味で前半のトークコーナーで面白発言を繰り返していた人たちとは同一人物とは思えない、まさに“声優”としての姿を目の当たりにして、会場に集まったファンにとっても貴重な体験ができた時間になっただろう。

ラストのライブコーナーでは、今回限りのユニットで有名アニメソングのカバーを披露。トップバッターは椎名さん、南條さん、小林さんの3人で、椎名さんの代表作である『魔法騎士レイアース』の主題歌「ゆずれない願い」を歌い、会場を大いに盛り上げる。2番手の駒形さん、角元さん、南さんは『名探偵コナン』より「Mysterious Eyes」に挑戦。椎名さん、井澤さん、駒形さん、角元さんが超鉄板の盛り上がり曲「おジャ魔女カーニバル!!」(『おジャ魔女どれみ』)を歌うと、小林さん、前島さん、吉武さんは『涼宮ハルヒの憂鬱』の「ハレ晴レユカイ」で放送当時に話題となったエンディング映像のダンスを再現して客席をわかせていた。「DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max Heart)」(『ふたりはプリキュア Max Heart』)では南條さん、上坂さん、駒形さん、吉武さんと歴代『プリキュア』シリーズの出演者とシンガーが勢ぞろい。

最後に再び全員集合すると、今回のセットリストについて「マネージャーさんたちが聴きたいセトリだった」と南條さんがネタバラシ。最後に全員で歌ったのは南條さんがボーカルとして参加していた音楽ユニット・fripSideの大ヒットナンバー「only my railgun」(『とある科学の超電磁砲』)。舞台上も客席も大盛り上がりとなってイベントは無事に終演となった。

取材・文/仲上佳克

▼SET LIST
M1. ゆずれない願い/椎名へきる・南條愛乃・小林愛香
M2. Mysterious Eyes/駒形友梨・角元明日香・南早紀
M3. おジャ魔女カーニバル!!/椎名へきる・井澤詩織・駒形友梨・角元明日香
M4. ハレ晴レユカイ/小林愛香・前島亜美・吉武千颯
M5. DANZEN!ふたりはプリキュア(Ver.Max Heart)
/南條愛乃・上坂すみれ・駒形友梨・吉武千颯
M6. only my railgun/ALL LINE UP

イベントグッズの事後販売が決定!

『VOICE KIT Festival 2026~春のFUNまつり~』イベントグッズの事後販売が決定!
オンライン販売は通信販売サイト「monostand」にて5月23日(土)10:00~6月28日(日)23:59まで。

さらにアニメイト池袋本店、名古屋店、秋葉原店、福岡パルコ店、大阪日本橋店の5店舗でも販売が決定。
オンライン販売、そして対象店舗で対象商品を3,000円以上購入すると、3,000円ごとに特典ブロマイド(全1種)を1枚プレゼントする、事後販売フェアが実施される。
事後販売フェアは5月23日(土)~6月14日(日)まで開催予定。

▼通信販売サイト「monostand」
https://monostand.jp/voicekit_festival2026

▼アニメイト『VOICE KIT Festival 2026〜春のFUNまつり~』事後販売フェア
https://www.animate-onlineshop.jp/contents/fair_event/detail.php?id=115442