大注目アニメ『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』。津田健次郎さん、細谷佳正さん、榎木淳弥さんらによる特別インタビューが到着!

■MCインタビュー(敬称略)

―今回MCを担当されたハライチ・岩井さんにお聞きします。まずはインスタレーションショーをご覧になった感想をお聞かせください。

岩井:作品自体が空気感とかが新しくて、あまり観たことがない内容だったのに、イベントもさらに観たことがないことをしてくれるので驚きました。アニメの可能性って広いんだと思えて、楽しかったですね。

―今冬大注目の『ID:INVADED』ですが、アニメ好きの岩井さんから見てどのような印象ですか?

岩井:もっと「すごいんだぞ!」って言ってもいい気がします(笑)。制作している人たちが思っているよりも、観てる側は「すごい」と思って観てるんで。「これぐらいできますよ」みたいな感じでサラッとやられているので、「本当にすごいよ」って、作ってる側がもっと言った方がいいんじゃないかって心配してます(笑)。

津田:ありがとうございます。心配していただいて(笑)。

―作品のスタッフ・キャストのチームワークの良さが垣間見えるイベントにもなりましたが、お近くでご覧になってみていかがでしたか?

岩井:出演者の方に話を聞いたときに、「この話はちょっと分からないんで、監督に…」みたいな流れが一つもなかったので、チームでしっかりコミュニケーションが取れてるんだなって感じました。

細谷:理想的な形だと思うんですよね。作品のインタビューを受ける時に、出演者だけで取材に応えることが多いんですけど、あおき監督は一緒に受けてくれて、出演者やキャラクターだけにスポットが当たるよりも、作品全体を広めるには統括者である監督が一緒に取材を受けてくれるのが理想的な形だと思います。

岩井:監督にお話を聞いたときに「これはちょっと観ていただいて…」みたいな返しが一切なくて、言いたくてしょうがないみたいな感じだったんで、それは幸せなことだと感じましたね。ここまで言って大丈夫?って心配しちゃうぐらいでしたし、自分の作品をもの凄くおもしろいと思ってる感じが良かったですね。

津田:それはチーム全体に言えるかもしれないですね。キャストも「おもしろい!」って本当に思ってますし、スタッフさんも強く想ってくれている感じがありますね。

―アニメ放送も後半に差し掛かりますが、作品のこれからに期待することがあれば教えてください。

岩井:この作品は謎が多いんですけど、全部解決してくれてもいいし、謎が残ったまま理解が及ばないところがあってもいいなと思わせてくれる世界観なんですよね。アニメを観ていて現実とは違う世界観に入った感じになれるのが好きで、この作品は理解できないところに連れてこられちゃった感じが楽しいので、理解できないまま終わってもいいような気はしてます。解決してくれても、解決しなくても楽しいです。

■スタッフインタビュー(敬称略)

―秋葉原UDXに続き、TMCスタジオでの今回のイベントでのインスタレーションショーを見られていかがでしたか?

あおき:アニメーションではないし、舞台ともちょっと違うし、アニメの空間がそのまま現実に侵食している感じがあってワクワクしました。これで2時間ぐらいみたいですね。

小玉:奥行きが全然違っていて、これぞ2.5次元みたいな感じがありましたね。

―イベントに来られたお客さんの反応を見て、いかがですか?

碇谷:次に何が起こるか分からないんで、お客様も相当集中してたみたいです。

―あおき監督にとってアニメファンの方々はどのような存在ですか?

あおき:本当にありがたいですよね。アニメーション自体を観てもらえるのもありがたいですし、イベントってお金を払わないと来れないし、地方から来ている方も大勢いて、そうなると今日はもう帰れないから、ホテルとか友達のところに泊まるしかないじゃないですか、もしかしたら仕事もお休みしなきゃいけないかもしれないし、そこまでしてわざわざ来て下さるのが本当にありがたいですよね。

碇谷:2回目ですって言う人もいて。

小玉:大阪のイベントも行きますとかね。

―ちなみに、みなさんそれぞれ作中で気に入っているキャラクターは誰ですか?

碇谷:やっぱり富久田になっちゃいますかね~。小玉さんと被っちゃいますけど。

小玉:ぼくも富久田が好きですね。まあ、でも松岡かな…。

碇谷:松岡だとあおきさんと被っちゃいますよ(笑)。

―アニメ放送も後半に差し掛かっていますが、後半の見どころを教えてください。

小玉:(産み出すのに)苦労したキャラクターが7話から出てくるので、そこを観てください。

碇谷:7話の新キャラクターがカワイくて凄い活躍します。

あおき:7話以降、鳴瓢のキャラクターの掘り下げがどんどん進んでいくので、そのあたりを楽しみにしてください。

―これから全国6都市で凱旋上映イベントをされますが、楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

小玉:あんまり行けないんですけど、行けるのがあれば行きたいと思っています。

碇谷:行くのを凄く楽しみにしています。

あおき:今日も地方から東京に来てくださった方も多かったので、恩返しじゃないですけど、逆に我々が地方に行って、直接お会いして感謝を伝えられたらいいなと思っております。

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