内田夕夜さん主演! 劇団俳優座 第337回公演 『われらの星の時間』 一般チケット販売中!

■劇団俳優座 第337回公演 『われらの星の時間』
作:鈴木聡(ラッパ屋)
演出:佐藤徹也(オフィスクレッシェンド)
主演:内田夕夜
内田夕夜/宣材写真

内田夕夜
【プロフィール】
埼玉県出身。12月3日生まれ。劇団俳優座所属。
TV・舞台そして洋画・海外ドラマ・アニメ・ゲーム・ナレーションをメインに声優として活動し、声の出演では主にライアン・ゴズリング、ジェームズ・マカヴォイ、レオナルド・ディカプリオを担当。アニメでは「ONEPIECEワンピース」「ポチっと発明 ピカちんキット」「ルパン三世 PART5」ゲーム「金色のコルダ」シリーズでは吉羅暁彦・榊大地を担当。
今回「われらの星の時間」で4年ぶりの舞台主演を務める。

【公演概要】われらチラシ裏
■公演期間:2018年11月8日(木)~18日(日)
■公演会場:俳優座劇場(東京都港区六本木)
■開演時間:昼/14:00 夜/19:00(11/17のみ18:30~)
■公演日程:ホームページをご確認ください
■チケット:一般5400円/学生3780円(全席指定・税込)
【お問い合わせ】
劇団俳優座
〒106−0032 東京都港区六本木4-9-2
TEL:03-3405-4743/03-3470-2888(10:30〜18:30 日・祭日除く)
http://www.haiyuza.net
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【あらすじ】
某県某市。ハロウィンの夜、5人の老人が高齢者施設「星の家」を脱走した。軽度の認知症と診断されたトクをはじめとする仲良しグループだ。ふだんは陽気な彼らだが、たまに騒ぎを起こす。そんな彼らの状態を介護士・有沢は「ゾーンに入った」と呼んでいた。施設長の藤井は警察と家族に連絡し、有沢と見習い介護士・亜美に近隣を捜索させた。
一方、街を取材中の地元TV局の番組AD・浩子は「星の家」の異変に気付く。ディレクターの杉山に取材を提案するも拒否されてしまう。それもそのはず、「星の家」は星野財団が経営しているのだ。星野は市の経済を動かす実力者であり、再選が続く市長の筆頭支援者。TV局の大株主でもある。そう「星の家」はアンタッチャブルな存在なのだ。われらチラシ表
その頃、トクたちはお祭り騒ぎの街を彷徨っていた。ユーモラスな仮装をしているので、はしゃぐ若者たちにも人気である。トクたちは、自分たちがどこへ行こうとしているのかを話し合う。そして、自分たちはなぜ脱走したのか。その間に、彼ら一人一人の人生が語られる。「ゾーンに入った」時間の中に、彼らの真の人生があることを互いに理解し合う。 「俺たちはもっと伝えたい。もっと人と結びつきたい」トクは次の行動を決める。
取材中の杉山と浩子の前にトクたちが現れた。杉山は驚く。トクはかつての上司だったのだ。杉山の知っているトクは、報道色の強い硬派の名物ディレクター。市の不正に厳しく切り込み疎んじられ、最後は不遇に甘んじながら退職した尊敬すべき男だ。
「星の家から老人たちが脱走したぞ。報道しろ」トクが迫るも杉山は拒否する。「星の家」の不祥事など報道できるわけがない。杉山の言葉に保身を感じ取った浩子はトクの味方をし、報道するよう説得する。そこへ連絡を受けた有沢と亜美も駆けつける。喧々諤々の、そして「ゾーンに入った」老人たちのナンセンスな言動が混乱に拍車をかける議論の末……杉山のテレビ屋と報道屋のスピリットが、保身の心に打ち勝った。
杉山は、カメラの前で老人たちに語らせようと、トクたちを局に連れていく。やめさせようとする有沢と応援する亜美があとに続く。
大混乱の報道スタジオ。そこへ藤井も駆けつける。そして、カメラの前でトクが静かに話し始めた……。
そして「星の時間」という言葉の意味が明らかにされる。
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▼作:鈴木聡
早稲田大学在学中に「演劇集団てあとろ50‘」で脚本・演出を担当。 1982年博報堂入社。コピーライター、クリエイティブディレクターとしてCM制作に関わる。 1984年劇団「サラリーマン新劇喇叭屋(現 ラッパ屋)」を旗揚げ。 現在は脚本家として演劇、映画、テレビドラマ、新作落語の執筆まで幅広く活躍中。 1999年「あすか」、2008年「瞳」とNHK連続テレビ小説2作品の脚本を担当。 第41回紀伊國屋演劇賞個人賞、第15回鶴屋南北戯曲賞を受賞。
劇団俳優座には、2011年ラボ公演にて『妻の家族』を戯曲提供。2014年に『七人の墓友』を書き下ろしている。
▼演出:佐藤徹也
オフィスクレッシェンド所属の演出家・映画監督・プロデューサー・バラエティ番組のTVディレクターとして1998年デビュー。 以降、嵐や長渕剛など数多くの音楽作品を演出。2004年よりテレビ朝日『報道ステーション』に演出参加。 2008年『アシンメトリー』で映画監督デビュー。2013年には映画『絶叫学級』『DanceEarth』の2作品が全国公開。 現在、MTVアンプラグド日本統括プロデューサー・総合演出。名古屋の「劇団ヘラクレスの掟」の座付演出家としても活動中。
劇団俳優座では、2011年にラボ公演『妻の家族』、2014年『七人の墓友』(いずれも作・鈴木聡)を演出。それ以降、佐藤作品には劇団俳優座の俳優が多く出演している。