新型コロナウイルスの影響による外出自粛もあり、おうちで過ごす時間は増えてきています。そんな「おうち時間」をアニメ・声優ファンの方々にもっと楽しんでいただけるよう、声優の皆さんがこの時期、お家ではどのように過ごされているのか、またお家で観るのにオススメするアニメ作品を教えていただくアンケート企画を実施。
今回はアニメ『86-エイティシックス-』（シンエイ・ノウゼン）、ゲーム『Summer Pockets REFLECTION BLUE』（鷹原羽依里）などに出演、声優ユニット・SparQlewのメンバーとしても活動中の千葉翔也さんに回答していただきました。
——「おうち時間」をどのように過ごされていますか？ 自己流な楽しみ方があればご紹介ください。
自分で自分に発破をかけないと！と思って前々から曲作りをしたがっていた自分を追い詰めるために、ギターを練習し始めました。今は自分のユニットの曲を練習したり、好きなバンドの曲のコードをさらったりして、弾き語りの練習をしています。
でも1番は、関わる作品の原作小説や原作ゲームで1日が終わっている事が多いです。
初めて触れたときの感動を最高の形にしたいこだわりが強すぎて、その環境を整えるまでで時間をすごく無駄にしてしまうこともあります（笑）。
声を出すことも減っているので、筋トレ動画をYouTubeで流しながら腹筋したり、そして寂しくなったら友達に連絡して通話しながらゲームをします。
——自宅で観るのにオススメのアニメ作品は？
出演作以外では、たとえば
『この世界の片隅に』
『秒速5センチメートル』
『フルメタル・パニックシリーズ』
などです。
——オススメする理由、作品にまつわるエピソードをお聞かせください。
『この世界の片隅に』
劇場で初めて立ち見席で観ました。歴史だったり、映像の表現だったりにのめり込んで呆然とした記憶があります。声の芝居をするのに垣根はないんだと感じてうれしくなったりもして、忘れられない作品です。
『秒速5センチメートル』
この作品の感想を語り合った瞬間に仲良くなり、今では親友……という友達が業界内外にいるので（笑）。
深夜に部屋を真っ暗にしてDVDを観て、胸をえぐられるような気持ちになって放心した日が忘れられないです。価値観。
『フルメタル・パニックシリーズ』
ガンダムやエヴァを観て次に迷ったら、フルメタをおすすめしたいです。
シリアスはどこまでもシリアス、コメディはとことんコメディ。学生時代の登校中、原作を読みながら笑いを堪えるのに必死でした。
数あるメカ戦争物の中で、笑いも泣きもある作品なので今の時期にも入りやすく、元気をもらえると思いますよ！
——最後に読者にメッセージをお願いします。
いつもお世話になっております。
色々な日常や仕事が、誰かの手作業によって成り立っていたんだと強く実感する毎日です。
状況が落ち着いたときに、より高いパフォーマンスをしてお返ししなければなと思いました。
また、ラジオなどで学生の皆さんからメッセージをいただくことも多いので、今この状況が皆さんから将来への大切な時間を奪っていることに、よりやるせなく感じて……。
少しでも楽しい気分になっていただけるように微力ですが頑張ります。
芝居はもちろん、ラジオやユニットの歌活動のような日常に残るものも何かの役に立てばいいなと祈りながらやらせていただいています。
そして上の質問の回答と被ってしまいますが……自分が携わらせていただいた作品は本当に素晴らしい熱量の作品ばかりで、「おすすめ」だと自信をもって言えます。ぜひいつか観ていただけたら幸せです。
これからもよろしくお願いいたします！
■プロフィール
千葉翔也
ちばしょうや●8月29日生まれ。シグマ・セブンe所属。主な出演作は『地縛少年花子くん』（源光）、『グレイプニル』（池内）、『スケートリーディング☆スターズ』（城ノ内颯太）、『アイドルマスター SideM』（秋山隼人）ほか。ユニット・SparQlewとしても活躍中。
■千葉翔也公式Twitter：@Shoya_Chiba
■SparQlew公式サイト：http://kiramune.jp/artist/SparQlew/index.html
■SparQlew公式Twitter：@sparqlew_tweet
発売中の声グラ6月号にはSparQlewのインタビューも掲載！
【声グラ6月号】2ndアルバム『evergreen』をリリースするSparQlewが登場！それぞれのお気に入りの曲を紹介！
ほかにも、巻頭特集に登場した鬼頭明里さんに向けてメッセージも！
