山崎エリイ

【声グラ限定】9月30日発売のErii(山崎エリイ)3rdシングル『恋ゴコロ』インタビュー

山崎エリイ
制作期間中はワクワクが止まらなかった

seigura.com限定のスペシャルインタビュー。
今回は9月30日にErii名義の3rdシングル「恋ゴコロ」をリリースされる山崎エリイさんをピックアップ!
声優グランプリチャンネルにて配信中のニコ生番組「Erii cafe」も担当する彼女に新作の話をたっぷり語ってもらいました。

 

――2ndシングル「Remember me?」以来、約1年ぶりの新曲ですね。

上半期動けなかったこともあり、久しぶりのリリースがすごくうれしくて、制作期間中はワクワクが止まらなかったです。前作「Remember me?」はダークな世界観だったので、今回はガラッと雰囲気を変えて、ポップでパステルカラーの世界観になっています。そのギャップを楽しんでいただけたらうれしいです。「恋ゴコロ」はかわいさをギュッと一つに落とし込んだ作品になっていて、自分がMVでやってみたいことや着てみたい衣装など先にビジュアル面の打ち合わせを行いました。そしてそのビジュアルに合わせる形で「キャッチ―でキュートな楽曲に」と曲の方向性が決まりました。通常盤のジャケット写真は水色をベースとしたさわやかな仕上がりになっています。また、差し色でピンクを取り入れていて、それが「頬ピンク色に染めて」という歌詞とリンクする部分でもあったりします。ほかにもたくさんのこだわりを詰め込んだので、恋が始まったばかりの、まだ恋愛までいききらないような初々しさを感じとっていただけたらうれしいです。

――表題曲の「恋ゴコロ」を聴いていると、キュンとするような恋をしたての頃の葛藤のようなものを感じたのですが、それを歌い上げるのは大変でしたか?

普段の自分から離れて演じなければいけない部分は大変でしたが、意外と歌いやすかったです! 今回は恋が始まって、まだ恋愛までいかないもどかしさと言いますか、まだまだ出会ったばかりのピュアさが多く出ている歌詞なので、そういった部分では等身大に近い形で歌うことができました。

――カップリングの「I miss you」は「恋ゴコロ」のあとのお話なんでしょうか?

2曲とも主人公が恋をしている歌詞になっているんですが、どちらかというと「I miss you」は、1st・2nd のカップリング曲と繋がりがあります。聴いていただくと3部作に思えるような作品になっているので、「恋ゴコロ」と繋がっているというよりも、むしろ前作のカップリング曲の「ネガイゴト」とリンクしているような形になっています。

――1st、2ndのカップリング曲と合わせた3部作の最後ということなんですね。

2ndの「ネガイゴト」が割と振り切っていたので、3作品目はどんな作品が来るのか予測不可能で(笑)。「I miss you」は最初に「別れの曲」と聞いていたので、バラード調の楽曲になるのかなとも思ったんですけど、泣きのバラードという感じではなくて、ちょっと大人だけどリズムはしっとりすぎず、ミドルな雰囲気になっていて、どう歌うか悩んだりもしました。主人公の女の子の伝えられなかった想いや不器用さをどう表現しようか自分で常に考えたり、アドバイスをいただいたりしながら作っていきました。曲に合わせて歌うだけじゃなく、歌詞の意味を理解することもすごく意識した楽曲です。

――どんなときに聴いてほしいですか?

表題曲の「恋ゴコロ」は曲もキャッチ―ですし、日常に寄り添う楽曲としていつでも聴いてほしいです! 自分がよく聴く音楽にも取り入れられているボーカルチョップ(音楽編集技術の一つ)にも初挑戦したのですが、これがいいアクセントになっていて、お気に入りポイントの一つです。MVも、リピートいただいても楽しめるように工夫しているので、こちらもたくさん観ていただけると幸せです! カップリング曲の「I miss you」は、少し寒くなってくるこれからの季節や、夜まどろんでいるときにおすすめのしっとりとした切ない曲になっています。

――TD(トラックダウン)作業に初めて立ち会ったそうですね。

楽曲を作るにあたって周りの人に支えていただいているのに、歌っただけで帰りたくないなっていうのは日ごろから思っていたんです。今回たまたまTD作業日に立ち会えることになったのですが、そこで改めてスタッフの皆さんに支えられていることを実感しました。皆さんにとってはありふれた時間だったと思うのですが、私には全てが新鮮で。フレーズ一つひとつに対してすごく時間をかけていて、いくつものアレンジを考えていただいているんだなと思うと、ただただ感動しました。

――MVでは自分自身との対比があるように感じました。

今回はミニミニエリイが出てきます。この子が自分の心の中の感情である「ドキドキしている気持ち」や「キュンとした女の子らしいファンタジーな甘酸っぱさ」を表現しています。この子を見守る仕草や、踊っているときのピョンピョコ飛び跳ねている感じなどはMVの楽しみの一つだと思いますし、かわいいいと思ってもらえるとうれしいです!

▼恋ゴコロ/Erii

――LINEマンガ『異世界婚活〜魔王を倒したアラサー女戦士が婚活をはじめました〜』とのタイアップも実現しています。

こういったタイアップは初めてだったので新鮮でした! 漫画とのコラボということで、作品に「エリン」という私をモデルにしたキャラクターを登場させていただいたりもしていて。こういう作品の寄り添い方があるんだなとビックリしました。

――エリンを見た感想は?

分け目が同じ! 本当はエリイという名前でネームタグも付いてたんですけど、徐々に私の要素抜いていただいたんです。

――でも分け目は一緒と(笑)。

はい、分け目は一緒ですね(笑)

――ジャケットも素敵な仕上がりになっています。

カメラマンさんも私がお願いしたりとか、ビジュアルも衣装に関しても生地を選んだりとか、どういったデザインにするかなど、たくさん打ち合わせさせていただき、お気に入りのジャケットに仕上がりました。

――オンラインでのサイン会や特典会がありますが、オンラインでのイベントはされたことはありますか?

オンラインは初めての経験でした。どんな形でも皆さんとコミュニケーションが取れるのはすごくうれしいです。

――今秋に「STUDIO LIVE」の配信も決定しました。

今回、歌ってほしい曲を皆さんから募集しています。個人ライブでは初の試みなので、皆さんからどんなリクエストが届くのかワクワクしています。

――では、最後にseigura.comを読んでいる方々にメッセージをお願いします。

2ndから時間が空いてしまって、最近は皆さんと直接お会いできる機会も限られてしまっていましたが、3rdシングルの発売記念イベントはオンラインという形で久しぶりに皆さん一人ひとりと交流できそうなので、上半期会えなかった分の感謝の気持ちをたくさんお伝えできたらと思っています! 初の配信ライブともども、よろしくお願いいたします!

■最近、ココロが動いた瞬間

「宮廷画家との出会い」
私のマリー・アントワネット好きは皆さんご存じかと思いますが、最近はそれだけでは飽き足らず、彼女の身近な人物に目を向けるようになりました。そのなかで私の心が動いたのが宮廷画家の存在です。特に私が「画家の中の画家だ!」と思ったのが、ディエゴ・ベラスケス。繊細なタッチから描き出される当時の人たちの表情が本当に素敵なんです。宮廷画家の魅力を世の中の人にぜひ知ってほしいです! 私はまとめノートを作るほど、ハマっています(笑)。

■楽曲情報

【タイトル】
恋ゴコロ

【発売日】
2020年9月30日

【 収録曲 】
1. 恋ゴコロ
作詞:rainylight/作曲・編曲:métə

2. I miss you
作詞・作曲・編曲:齋藤優輝

  
<通常盤>1,455円(税抜)      <漫画盤>1,455円(税抜)

『Yamazaki Erii Studio Live2020』の配信が決定! 詳細は後日発表予定!

■各種リンク

山崎エリイオフィシャルサイト:https://yamazaki-erii.com/
公式Twitter:@eriii_musicinfo
公式Instagram:erii_yamazaki

このほかにも10月10日発売の『声優グランプリ11月号』では、ニューシングルの聴きどころや声優グランプリチャンネルで放送中のニコ生『山崎エリイ Erii Cafe』内で行ったデリバリー&テイクアウトアプリ「menu」とのコラボついても語っていただきました! ぜひチェックしてくださいね!

記事の内容は、『声優グランプリ』11月号をチェック!