VTuberグループ「ホロスターズ」3周年記念イベント開催！目指せ！男性VTuberアイドル界の「FLAGSHIP」!?

2019年6月に始動した「ホロライブプロダクション」の男性VTuberグループ「ホロスターズ」。その3周年を記念したイベント『HOLOSTARS 3RISE SUPER FAN MEETING ～FLAGSHIP～』が、6月26日、東京・池袋のharevutaiおよびオンライン配信にて開催された。個性あふれるメンバー9名が3Dの姿で勢ぞろいし、ファンと共に創り上げたにぎやかなバラエティーイベントの模様をお届け。終始にぎやかなホロスタとのひと時、そして、その終盤にもたらされたのは重大発表の数々だった……!?

「目指せFLAGSHIP大会」開催！

開演を前に、後輩ユニット「UPROAR!!」の4人による前説映像が流れると、「お～い、みんな見えてる～？」と花咲みやびが楽屋らしき場所にいる様子がスクリーンに映し出される。

「それじゃ、今からそっち行くね」とみやびが画面から姿を消すと、『「HOLOSTARS 3RISESUPER FAN MEETING ～FLAGSHIP～」スタート！』と9人の掛け声が！

花咲みやび、奏手イヅル、アルランディス、律可、アステル・レダ、岸堂天真、夕刻ロベル、影山シエン、荒咬オウガ……ホロスターズの面々が続々とステージに登場！昨年行われたライブ以来、久しぶりに9人全員が3Dでそろい踏みのイベントということもあり、開幕からテンションの高いメンバーたちがわちゃわちゃを繰り広げる。そんななか、律可の口から「結局、今日のイベント何をやるの？」という素朴な疑問が……（笑）。

すると、ホロスターズのマネージャー・大道シノヴの姿がスクリーンに映し出され、メンバーから「もっと感情込めろ！」「緊張してる？」などとツッコまれつつも、イベントの趣旨を語り出す。シノヴいわく、イベントタイトルにある「FLAGSHIP」とは、企業の商品やブランドの中で「最上級」「最高級」のものを指す言葉。その言葉どおり、ホロスターズには男性VTuberアイドル界の「FLAGSHIP」になってほしい、というのだ。そんな思いを受けて、今回のイベントでは「目指せFLAGSHIP大会」と題して、1期生、2期生、3期生に分かれてチーム対抗戦を行うことに！しかも、優勝したチームには、優勝旗と「豪華クルージングチケット」が贈呈されると発表され……!?

目指せクルージング！「チーム世界一」！

というわけで、会場に集まったファン（＝ホロスタ民）と協力する客席参加型のゲームや、ホロスタおなじみのエチュード企画に挑み、総合得点で勝敗を決めることになったホロスターズ。最初に挑戦するのは、1期生のみやび、イヅル、アルランディス、律可。「クルージングで世界一周」という話題から、4人のチーム名は「チーム世界一」に。最初のゲームは「覚えろ！FLAGSHIPスタンディングゲーム」。こちらは、会場の席番号ごとに担当するメンバーを決め、観客たちのフラッグやペンライトでスクリーンに映し出されたメンバーの順番を判断し、正解どおりに立ち上がってお題に沿ったポーズをとる、というもの。

外野のシエンやアステルから「世界一だぞ!?」とチーム名をネタにプレッシャーをかけられながらも、「かわいいポーズ」や「かっこいいポーズ」といったテーマに果敢に挑む「チーム世界一」。しかし、「おもしろいポーズ」というお題では、アランことアルランディスが繰り返し指名されてしまい、なぜかみやびがV字開脚を披露すると、イヅルも「俺もこれやっていい!?」と続けざまにV字開脚を被せる波乱の展開に……！

続くエチュードコーナーのテーマは「夏祭り」。ホロスタ民から事前に募集した、メンバーに言ってほしいセリフをキーワードとして使わなくてはならないのだが、指定されたセリフを消化しようとするあまり、エチュードの「RTA」（リアルタイムアタック）状態に陥る一同。あまりに強引でカオスなエチュードの連続に、このパートのMC担当・ロベルから「私、これに点をあげるのはどうかと思うんです！」とのツッコミが飛ぶ一幕も。

ひたすら荒ぶる「チームSunTempo」！

そんな1期生たちに続いてゲームに挑むのは、とりわけハイテンションな2期生のアステル、天真、ロベル！既存のユニット名から「チームSunTempo」を名乗った2期生たちは「皆で作れ！FLAGSHIP テキストゲーム」に挑戦。客席のホロスタ民たちが掲げるフラッグでアルファベットを形作り、それをMC担当のオウガが解読することが出来れば成功、というもの。ここで暴走気味のアステルが「ごめんなさい、白い服の人、旗が見えづらいんで脱いでもらっていいですか？」と問題発言をしていると、オウガからは「次なんか言ったら塵になりますからね？」などと脅し文句が飛ぶことに。

一方、メンバーの中でも、本気で豪華クルージングに行きたい天真は、ゲームに対して熱が入るあまり、客席に「早く旗を掲げろぉ！」と絶叫！その後も、なかなか難易度の高いゲームに荒ぶるアステル＆天真、それをなだめ客席に「ごめんなさいね」とフォローを入れるロベル。終始混沌とした「チームSunTempo」のチャレンジだったが、ホロスタ民たちの協力もあってなんとか1問だけ正解にたどり着く結果に。

そして、エチュードのテーマは「学校の放課後」。意外にも、最もしっかりした流れでエチュードを展開したのはアステル。指定されたあざといワードの数々にもだえつつも、文化祭のメイド喫茶に備えて「ご主人様、お帰りなさいだにゃん♪」といったセリフを練習する女の子（？）を熱演。しかし、その丁寧さが仇となり、キーワードを消化しきれないまま時間切れに……！　残念ながら、総合点では1期生に一歩及ばぬ結果に終わった。

ヴィランか？ヒーローか？「チームでかけも」！

最後は3期生のシエンとオウガ。チーム名はズバリ「チームでかけも」。二人が挑むのは「暴け！FLAGSHIP クエスチョンゲーム」。会場のホロスタ民たちにYes/Noで質問に答えてもらいながら、チームの相方が設定したワードを言い当てるという内容だ。お互いが決めた「焼きそば」「フラミンゴ」といった絶妙な問題設定に苦戦する二人。コメント欄にヒントをもらいながらも「あれはブラフでしょ!?」（シエン）とあえなく失敗してしまう場面もあったが、最終的には4問中2問正解と堅実にゲームを楽しんだ。

そして、気になるエチュードのテーマは「ヒーローとヴィラン」。「いかに自然な流れでセリフを言えるかです」とMC担当のアランが、これまでの流れを見て事前に釘を刺すなか、勢い余ったシエンは開始早々「俺様の女にならないか？」と切り出し、オウガがセリフを言いかけたのを「待て」の一言で制しつつ「……キスしていいか？」と、ひたすら決められたセリフを連発。周りのメンバーから「あいつなんかおかしかったぞ!?」とツッコまれてしまう暴走ぶりを見せつけた。

いよいよ決着！そして、驚きの重大発表……！

全チームのチャレンジが終わり、1期生チームと3期生チームが同点。そこで決着は各チームの代表者同士による「ホロスタ気配切り」で決めることに。みやび、天真、オウガが代表として並び立ち、目隠しをして棒で打ち合う！

クルージングに本気だった天真があえなく脱落し、混戦の中でオウガも倒れ、勝ち残ったのはみやび！優勝は「チーム世界一」こと1期生チームに決まり、1期生の面々に優勝旗と「豪華クルージングチケット」が贈られた。

2時間以上に及ぶ大混戦に決着がついたところで、ホロスターズから重大告知！メンバー9名での新曲―3rd single『Find It』の配信リリースが決定し、そのMVが会場で初公開されたのだ。加えて、1st album『Follow Us』の全国流通リリースも発表され、ホロスタ民たちは大興奮。しかし、これだけでは終わらない。ほかにも、3周年を記念してバンダイの「ガシャポン」にホロスターズメンバーが登場するほか、昨年末に行われた『HOLOSTARS 1st ACT 「JOURNEY to FIND STARS!!」』のBlu-rayの発売……そして、『HOLOSTARS 2nd ACT「GREAT VOYAGE to UNIVERSE!!」』が2022年10月20日（木）にZeppDiverCity（Tokyo）にて行われることも発表されたのだ。メンバー全員が3Dでそろい踏みし、わちゃわちゃなステージを楽しめた今回のファンミーティング。最後にはうれしい発表の連続に、ホロスタ民も歓喜に沸いたに違いない。これからもホロスターズの活動から目を離せそうにない。