「水鏡の世界」のMVは「コントラストが見どころ」
――「水鏡の世界」のミュージックビデオについてのお話もおうかがいさせてください。『オズの魔法使い』のミュージカルのような世界観ですが、堀内さん自身も『オズの魔法使い』はお好きなんですか？
はい！ 『ウィキッド』というミュージカルも大好きなんです。だからテーマを聞いたときはテンションがぶち上がりました（笑）。ライオンさん、ブリキさんを演じてくれたダンサーさんが私自身の感情を表現してくださっているので、3人のシーンではあえて私は無機質な感じというか……俯瞰して見ているような感じです。そのコントラストも見どころだと思います。また、3人で同時に動いているシーンでは、手話で歌詞を表現しています。どのシーンも見逃せないなって。
――当日のエピソードなどを教えていただけますか？
自然豊かな場所で撮影できたことがすごくうれしくて。湖の真ん中で撮影したシーンは、ボートに乗せてもらい移動しました。スタッフさんが前日に、胸元ギリギリまで水に浸かりながらセットを準備してくださったそうなんです。いろいろな人の愛を感じながらの撮影でした。
――ジャケット撮影は別日にされていたんですか？
そうです。また違う場所なんですが、こちらも自然豊かな場所でした。今までの衣装とはまた違って、より等身大の自分に近づけて撮影できたのかなと思っています。MVもジャケットも新しい雰囲気になったと思います。
――夢のひとつであったタイアップ曲を経て、今後、アーティストとしてチャレンジしたいことはありますか？
自分自身が表現したいことが少しずつ掴めてきたように感じています。今はライブがたくさんしたいです！ 全国ツアーとまではいかずとも、まだお会いできていない方に会いに行きたい気持ちが大きいです。
――引き続き、曲はずっと書かれているんですか？
書いています。世に出せるかは分からないですけど、常に曲は作らないとって。先日、「落ち着いて歌詞を書こう」と思って羽田空港のカフェに行ったんですけど、子どもたちがたくさんいて、かわいくてニコニコしてしまい全然進まずでした（笑）。でもそれはそれでいいかって。
――次の作品も早くも楽しみです。それにしても、濃密な1stシングルになりましたね。
今出せるものすべてを詰め込んだシングルになりました！ ココロの真ん中にある思いを込められたと思うので、私にとって「相棒」のような存在というか。私自身もこの楽曲に助けられたので、一歩一歩、一緒に歩んでいけたら良いなって。聴いてくださった方にとっても、心の太陽のような存在になってくれたらうれしいです。
【Profile】
ほりうちまりな●4月29日生まれ。東京都出身。Apollo Bay所属。2010年より成長期限定ユニット「さくら学院」のメンバーとして活動後、声優アーティストとして活躍。主な出演作はアニメ『ヒーラー・ガール』（五城玲美）、『iiiあいすくりん』（フランシスコ・ミントン15世）、音楽バトルプロジェクト『IDOL舞SHOW』（明瀬亜美）ほか。
【インフォメーション】
1stシングル「水鏡の世界」は好評発売中！
LACM-24296/¥1,200(税抜)
1．水鏡の世界
作詞：きみコ
作曲・編曲：佐々木淳
2．私たちだけの森
作詞・作曲：堀内まり菜、新津由衣
編曲：石崎 光(cafelon)
3．水鏡の世界(instrumental)
4．私たちだけの森(instrumental)
▼堀内まり菜チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCShvUu7Ce_jMd-vWWvNgHZg
▼堀内まり菜Twitter
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▼堀内まり菜Instagram
https://www.instagram.com/marinahoriuchi.lantis/
取材・文／逆井マリ
