『声優グランプリ』9月号スクール特集インタビュー

インタビュー

【卒業生インタビュー】

卒業生:和多田美咲さん
卒業生:和多田美咲さん
わただみさき●3月16日生まれ、静岡県出身。青二プロダクション所属。主な出演作は、アニメ『デジモンアドベンチャー:』(八神ヒカリ)、『新サクラ大戦 the Animation』(クラーラ)、海外ドラマ『フラーハウス』(パメラ)ほか。

オーディションを勝ち抜いたことで
メンタルが強くなりました

丁寧なメールに感激しAMGに入学

私は高校生のとき、アミューズメントメディア総合学院(AMG)の学校説明会に行きました。そのとき教務の方の言葉が胸に刺さったことと、また説明会の後、メールで質問を送ったら、すごく丁寧に返していただいたことから、「ここしかない」と決めました。

AMGに入る前は演技経験がなく、不安なことだらけでした。レッスンでは、先生からダメ出しされて悔しくて泣いたこともありました。でも小学生の頃から「声優になりたい」と思っていたので、「負けてはいけない」と自分を奮い立たせていました。己との戦いですね……! その積み重ねで、通っていくにつれて「声優になるんだ」という気持ちがさらに明確になっていきました。

現場に出たり、発表する機会が多い

2年生の春、インターンシップで外画の吹き替えをやらせていただきました。台本を受け取ってから1週間、繰り返し練習しました。眠れないほど緊張しましたが、現場では何とかうまくできました。外画の吹き替えで子役をやりたくて、当時もボイスサンプルには子供の声を入れていましたが、初めて現場で演じられてうれしかったです。それから「残りの学院生活でもっと現場に出たい」と意欲が出て、その後もアニメやゲーム、ラジオのアシスタントなど、いろいろなお仕事をさせていただきました。

AMGではいろいろなことを学びましたが、いちばん変わったのはメンタル面です。最初の頃はよくヘコんでいたけど、オーディションや、学内イベントのヴォーカルライヴコンテスト、ダンスコンテストで優勝できて、それも自信につながりました。現場に出たり、発表する機会が多いことはAMGの良いところだと思います。また、卒業時にプロダクション所属学内オーディションを受けられるのも大きなメリットです。

これから声優を目指す皆さんは、自分なりの目標をもつと良いと思います。私は「外画の吹き替えで子役をやりたい」という目標がありましたが、「インターンシップでお仕事したい」とかもっと身近な目標でもいいです。それがあれば、必ず自分の励みになると思います。