その他

Q1. 養成所によって週1回のところと週3回以上のところがありますが、何が違うのでしょうか。

A カリキュラムが異なります。学校によって持っている雰囲気、目指していく声優像も異なる場合もあります。まずは、ご自身が将来どうなりたいか、という目的を持つことが声優への近道ですね。「上手な学校選び」では、多くの学校の特徴を分かりやすく紹介していますので、是非参考にしてください。

 

Q2. 同じ養成所でも、週1回のクラスと週3回のクラスがあるところがあります。内容やレッスンの進度が異なりますか? また、全日制のところと比べて不利になることはありますか?

A これもカリキュラムが異なります。しかし、基本的に何回もレッスンをしたから伸びるというものではありません。大切なのはレッスンのない日の方です。レッスンで習ったことを、それ以外の時間で自分なりにどう消化できるかで差が出てきます。つまり、レッスン以外の時間も含めて、どれだけ集中し、真剣に取り組めたかが勝負の分かれ道かもしれないですね。

 

Q3. 自分でテープを送ってプロダクションに売り込むのってどう思いますか?

A テープを「聞いてください!」って送られてくることは多いそうです。可能性がないかというと、タイミングなどによってはゼロではないそうですが…。たとえ、仕事があっても、まずは所属タレントにそのチャンスを回すでしょう。まずは、力をつけて、自力でプロダクションに入り、使ってもらえるようになることが先決です。

 

Q4. 腹式呼吸がよくわかりません。コツをつかむ方法はありますか?

A きちんとマスターできるまでに半年はかかります。また、自分ひとりでやるのは混乱を招くので専門家の指示を仰ぐのがよいでしょう。

 

Q5. 私はアニメはあまり見ないのですが、声優になりたいと思っています。アニメをいっぱい見ないと声優になれないのですか?

A そんなことはありません。必要なのは、熱意と表現能力です。

 

Q6. アニメ声優になるのに、演技もやる必要があるのはなぜですか?

A あなたがアニメを見ていて、そのキャラクターに共感したり、ぐいぐいストーリーに引き込まれることはありませんか? 声優の仕事は声を吹き込むだけではありません。「生命を吹き込む」という言葉はよく耳にします。まさにその通りなのです。そのキャラクターが生きるも死ぬも声優の演技にかかっています。

 

Q7. 資料やパンフレットが欲しいのですが…

A 「専門学校・養成所情報」では色々な学校の情報を掲載しています。学校の公式サイトから資料請求をしてみましょう。

 

Q8. まだ養成所に通えないのですが、自分でもできる勉強方法はありますか?

A 指導者がいない状態で一人で勉強すると変な癖がついてしまって、直すのに苦労してしまいます。しかし、今の段階で自分でもできること、またはやっておいたほうがよいことは、言葉をはっきり話す、ということです。言葉をはっきり話すことは、意外とエネルギーが必要なことなのです。また、普段からコミュニケーションをしっかりとること、周りの人を観察することが大切です。メールなどではなく、自分の言葉を使って表現してください。

 

Q9. いい仕事をするためには、自分に合ったプロダクションやマネージャーとの出会いが大切だと聞きます。どうやって見つけたり、出会うのでしょうか。

A 出会いは、あくまでも自分が動いた結果です。まずは声優になるために努力し、自分のポジションを得ることが、よい仕事、自分に合う人との出会いにつながります。

 

Q10. 「顔出し」の仕事はしたくありません。通りますか?

A そこにしっかりした理由があれば通るでしょう。しかし、ただのわがままで「あれはやだ」「これしかしたくない」というのは困ってしまいます。あくまで仕事なので、互いに納得できる理由でないと全てが思ったとおりになるということはありません。

 

Q11. 他のサイトを見ていたら、似た質問なのに、答えが違っているのがありました。なぜですか?

A 『答えが1つ』という世界ではないからです。おそらく、どちらの答えも正解なのでしょう。多くの答えの中で、自分が納得できる答えを自分で見つけてください。

 

Q12. 少年の役をやるとどうしても変になってしまいます。どうやって声を出せばよいのでしょうか。

A 全てに当てはまるのですが、声だけ変えても上手くいきません。なぜなら、その役になりきっていないからです。声だけ研究するのではなく、その役の趣味、年齢、家庭環境など全てを表現する必要があるのです。まずは、身近にいる男の子を観察してみましょう。自分との違いがきっと分かるはずです。

 

Q13. いつか声優になりたいので、マンガのセリフを声色を使って、音読して勉強しています。だけど、上手くいきません。どうすれば上手になれますか?

A まず、意識を遠くに持っていきましょう。3mくらい離れた人に話しかけるつもりで、体全体を意識して、大きな声を出して下さい。言葉ははっきりと、一音ずつ口の形を変えるように発声しましょう。また、声色を使うのは、やめたほうがよいでしょう。自分の声を使う方がよいと思います。しかし独自の練習方法は、かえってよくない場合もあります。できれば、クセがつく前に声優スクールに通うとよいでしょう。

 

Q14. 私、特徴のある声じゃないのですが、声優になれますか?

A あなたの努力次第でなれます。「きれいな声」「特徴のある声」は一種の才能でしょう。しかし、そうでない人は表現力を磨いてください。そして、「印象に残る声」を目指してください。

 

Q15. もうすぐ舞台本番です!体が資本ということは分かっているのですが、食事などで気をつけたほうが良いことはありますか?

A 基本的にバランスの良い食事を心がけていれば問題ないでしょう。

 

Q16. 専門学校に入学したいのですが、お金の準備が難しそうです。何とかなりますか?

A 希望する専門学校に問い合わせてみてください。なかには、分割払いやローンを組めるところもあります。

 

Q17. 学校によって1年間のみの授業だったり、卒業がなかったりしますが、それはなぜですか?

A それは、学校の特色です。期限を決めてこそ成果があるという考えもあれば、人それぞれ歩みのスピードは異なるから期限はいらない、という考えもあります。あなたがどの意見に納得をするか、という問題かもしれません。