【seigura.com限定インタビュー】小松昌平プロデュースイベント開催目前の本人を直撃!

いよいよ9月10日(日)に開催!配信券は好評発売中

アクション俳優やダンサーとしてのルーツを持つ人気声優の小松昌平さんが、企画・製作などを自らプロデュースするイベント『小松昌平プロデュースイベント「俺を知ってくれ!」presented by 声優グランプリ』がいよいよ9月10日(日)に開催! 朗読・アクション・舞台をクロスしたハイブリッドなアクション劇が繰り広げられる本イベントの開催を前に、小松さんに独占インタビュー! イベントタイトル『俺を知ってくれ!』の由来やゲスト陣との関係性、イベントへの意気込みなどを語っていただきました。

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小松昌平 俺を知ってくれ!ビジュアル

――小松さんがアクション俳優として歩み始めたきっかけを教えてください。

僕が舞台でアクションをやるようになったきっかけは、二十歳の頃に入ったアクショングループ「HIROZ(ヒローズ)」ですね。HIROZの香川支部の劇団員として殺陣を本格的に始めたという感じです。空手とか剣道を子供の頃からやっていたので、なじむのは早かったと思います。

――どうしてそのアクショングループに入ろうと?

東京に出てきて、お芝居でご飯を食べていきたいと思っていたので、たくさんのオーディションを受けていました。そんななかで合格をいただいた劇団が、たまたまアクションをメインにやる劇団だったんですよ……って言うとちょっとあれですけど(笑)。

――そしてアクション俳優から声優に。転換したきっかけは?

アクション俳優といってもお芝居をする劇団ではあったので、ヒーロースーツで他の人が当てた声に合わせて動くこともあれば、自分でセリフをしゃべるシーンもありました。そこで声を褒めていただくことが多くて、グルメリポーターの仕事などもやらせていただいたりことも。その時に一緒だったアナウンサーさんや、劇団の団長に「声を活かした仕事をやったほうがいい」と勧めていただくこともありましたね。それからは声を活かした活動をしようと思って、劇団では「しゃべり担当」をやることが増えました。しゃべりが特別うまいというわけではなかったのですが、MCをやったり、遊園地のパレードでしゃべる役なんかも任せられたりして。もっともっと鍛えれば、多くの人に響かせることができるんじゃないかと意識し始めたのはその頃です。でもやっぱり香川県にいる以上、声を専門でやるのが難しくて。声優という存在を徐々に意識しはじめてからは、やるなら東京に出てしっかり勉強しないといけないなと思って東京に出る決意をしました。

――当時意識していた声優はいらっしゃいましたか?

梶裕貴さんだったり、宮野真守さんだったり、テレビなどのメディアでもパフォーマンスができる声優さんを参考にさせていただいていました。当時の僕は、声優って裏方の職業だという感覚が強かったのですが、そういう姿を見させていただいたことで、僕が今やっている経験がそのまま声優として武器になるかもしれないと思うことができました。

――今回はそんな小松さんの経験が盛り込まれたイベントが開催されます。ビジュアル撮影で使われた刀は私物とのこと。

僕が劇団をやめると決めた時に、同年代の伊藤くんという子も同じタイミングでやめて。それで一緒に東京に出てきて、二人でルームシェアをしていました。伊藤くんはどっちかというと顔出しの舞台で活躍する俳優をやっていたのですが、僕が声優として仕事をし始めるくらいになって、伊藤くんも自分の進路についていろいろ考え始めたみたいで、最終的には役者をやめることになったんです。その時に、伊藤くんが自分のパフォーマンス用に使っていた刀を「もう自分は舞台に立たないから、良かったら使ってほしい」と渡してくれて。僕は声優だから使う事はないかもしれないなと思っていたのですが、伊藤くんの気持ちも一緒にもらった感じです。

――熱い展開ですね。伊藤さんの意志を受け継いだ、みたいな……。

そうですね(笑)。なかなかパフォーマンスで使う機会はなかったんですけど、アクションができる声優と知っていただいてからは、バラエティー番組などの企画で使わせていただきました。ただ、本格的に舞台で使わせていただくのは、今回が初めてかもしれないです。

――今回のイベントは朗読、アクション、舞台とさまざまな要素が入ったものになっていますが、どのようにして企画を考えられたのですか?

今回「小松さんのプロデュースでイベントをやりましょう!」とご提案いただいたときに、最初は自分のルーツである“アクション”を極限までやってみたいなと思ったんです。ただ、昔の自分を見せるだけではなく、自分の成長を感じてもらえるものにしたい、昔の自分があるから今の声優としての自分がいるんだと再認識できるようなものにしたいという気持ちが強くなって。その気持ちをそのままイベントタイトルに込めた結果、『俺を知ってくれ!』になりました。そして、それを実現するためにはどうすればいいのかと考えてみたところ、声優としてお芝居をする朗読と、過去にやっていたアクションを組み合わせるというところに行き着きました。

――ファンの皆さんにはどんな小松さんを知ってほしいですか?

今までの小松昌平を知ってもらうという意味での『俺を知ってくれ!』ではあるんですけど、それだけじゃなくて、これからの俺も知ってほしいなという意味での『俺を知ってくれ!』にもしたいと思っているので、こんなルーツがあるからこそ、これからこんな事ができるんじゃないかという“希望”も見せられたらいいなと思っています。

――そんなイベントに登場するゲストの皆様(増元拓也さん、土屋神葉さん、熊谷健太郎さん)との出会いについて教えてください。まずは熊谷さんから。

ゲストは僕がデビューした年に出会った人たちがほとんどで、熊谷くんは同期で同じ作品でデビューしたということもあり、その時から「頑張っていこう」と一緒に話しながら二人でよくご飯に行っていました。今でも会うたびに近況の話をしたり、けっこう深い話もしたりするので、一緒に出演できるのがとてもうれしいですね。告知の際には「俺はもう小松くんを知ってます」みたいなことを言っていましたけど(笑)、熊谷くんにはもっと僕のことを知ってもらいたいと思っています。

――増元さんはいかがでしょうか?

増元さんは同じ事務所の先輩で、それこそデビュー作品でもご一緒させていただきました。ご飯を食べに行ったり、遊びに行ったり、ボルダリングやボードゲームをしたり、一緒にいることがとても多い先輩です。僕の部屋を片付けていただいたりすることもあるくらい、すごく面倒見のいい先輩で、ついつい甘えちゃってます(笑)。身体能力がすごく高い方なので、今回のイベントで一緒に殺陣をやりたいと思いました。スケジュールがタイトだったこともあってアクション担当の方には無理をさせてしまう部分があるのですが、「増元さんならば」と全幅の信頼を寄せています。

――土屋さんは後輩ですね。

たしかに声優としては後輩になるんですけど、エンタメ業界で長くやられている人でもあるので不思議な感じです。土屋くんは僕と似たようなルーツで、アクションをやったりスーツアクターをやっていた人なので、今回のイベントをやるにあたってぜひ声を掛けたいなと思っていました。身体は動くし、声優としてお芝居の向き合い方でも尊敬している後輩なので、今回呼ぶことができて良かったです。

――イベントがますます楽しみになりました。

アクションと朗読を組み合わせたイベントっていったいどんなことになるんだろう?という感じで、とても期待していただいていると思いますので、それに応えられるような舞台にしたいです。僕がどんなことをこれまでやってきたのか、僕の人生そのものが乗っかったイベントになったらいいなと思っていますし、信頼している人たちが集まったチームなので、きっといいものをお届けできるんじゃないかなと。今回のイベントをきっかけに僕のことを知ってくれたらうれしいです。そして、もう知っているという方にも、さらに深く知っていただけること間違いなしのイベントになっていますので、楽しみにしていてください!

『小松昌平プロデュースイベント「俺を知ってくれ!」』はいよいよ9月10日(日)開催!配信チケット好評販売中!