【声グラ独占レポート】『小松昌平プロデュースイベント「もっと!俺を知ってくれ!~激闘三国志編~」』夜の部の様子をお届け!

小松昌平がプロデュースするイベント『俺を知ってくれ!』の第二弾が2024年3月31日(日)、東京・ニッショーホールにて開催された。

夜の部には小松昌平、増元拓也土屋神葉中澤まさとも矢野奨吾、清典、そして宮﨑雅也(夜の部のみ)が登壇。最初から最後まで見どころ満載のステージで客席を盛り上げた。
イベントは清典さんの前説からスタート。上演中の諸注意をコミカルに説明していった。

小松さんプロデュースのイベントで注目すべきは、なんといっても朗読・アクション・舞台をクロスした、他に類を見ない「ハイブリッドアクション朗読劇」。今回は三国志の世界をオマージュした、闘技場を舞台とした「代理戦争」の模様が、キャスト陣による迫力のアクションとともに披露された。

オープニングはキャスト陣がいきなり殺陣を披露。ステージだけでなく、客席でもパフォーマンスが行なわれ、オーディエンスからは拍手が起こっていた。

「桃園の誓い」ならぬ「闘園の誓い」を結んだ劉備(小松さん)、関羽(土屋さん)、張飛(矢野さん)。曹操(中澤さん)、孫堅(増元さん)とともに、送られてきた“手紙”の送り主を追った。

ちなみに手紙の主は諸葛亮(宮﨑さん)。「闘園の誓い」の三人から「軍師として協力してほしい」と頼まれた諸葛亮は「みなさんのことをもっと知る必要がある」と、ミッションを要求(笑)。関羽と張飛に逃げられてしまった劉備は、たまたま近くを歩いていた曹操、孫堅とともに、ミッションに挑戦していった。

 

三人が別々の早口言葉に挑戦する「早口言葉チャレンジ」、お題を聞き、三人で協力してポーズを合わせるチャレンジ、そしてこちらも協力チャレンジとなる「豆を皿から皿へ移し替えるチャレンジ」が行なわれ、殺陣の緊迫した空気から一転、コミカルな雰囲気に包まれた。

なお、最後の「豆を皿から皿へ移し替えるチャレンジ」では、オンラインショップで販売していた「箸」を使った殺陣も披露し、場内から大きな拍手が贈られた。

ふたたび「闘園の誓い」の三人が合流し、曹操、孫堅とともに“闘技場最強”と謳われる呂布(清典さん)と戦う……と思いきや、三国の世のとおり、裏切り行為が行なわれ、ステージ上、さらにステージを飛び出して大乱戦に。

熱戦の末、なんとか呂布を倒した劉備たち。最後は諸葛亮の「この世を良い方向に導いてほしい」という願いに応じる劉備。関羽、張飛とともに、世にその名前をとどろかせることを誓うのだった。

本編が終わると稽古の様子や元舞台役者の友人・伊藤友紘さんとのほほえましいやり取りがスクリーンに流された。

アフタートークでは、宮﨑さんが「昼の部で諸葛亮を演じた濱野大輝さんのアドリブがすごかったので、昼夜逆のほうがよかったです」と苦笑い。そのほか、バラエティパートの思い出を語ったり、武器をお客さんに持ってもらうなど、短い時間ながらも楽しく公演を振り返っていった。

終演後は前回に続き、抽選で選ばれたオーディエンスが小松さんからレイをかけてもらえる「お見送り会」も行なわれ、温かい空気に包まれてイベントは終了した。

なお、「もっと!俺を知ってくれ!」シリーズ第三弾の開催が早くも決定! 続報に期待しよう。

『小松昌平プロデュースイベント「もっと!俺を知ってくれ!~激闘三国志編~」presented by 声優グランプリ』

【キャスト】
劉備 – 小松昌平
関羽 – 土屋神葉
張飛 – 矢野奨吾
曹操 – 中澤まさとも
孫堅 – 増元拓也
呂布 – 清典
諸葛亮(昼の部) – 濱野大輝
諸葛亮(夜の部) – 宮﨑雅也
アンサンブル – 山本誠大、橋本直也、長野祐

【スタッフ】
プロデュース:小松昌平
舞台演出・脚本:松木円宏(ポムカンパニー)
アクション演出:清典
舞台監督:武田佐京
音響:島村幸宏(SRworks)
照明:西坂菜々子(六工房)
グッズ・キービジュアル撮影:武田真和
ヘアメイク:UKA、髙橋早登子(bonalycka)、西田聡子(ZERO-ONE SONIC PRODUCTION)、松村南奈(ViViD)、fringe
スタイリング:奥村渉
ロゴデザイン:小田有希
ロゴイラスト:雪希
キービジュアルイラスト:煮たか
デフォルメイラスト:KACHIN
イベント企画・製作:イマジカインフォス