声優図鑑_海弓シュリ

海弓シュリ「この役と二人三脚で歩んでいきたい」【声優図鑑 by 声優グランプリ】

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最初は反対していたけれど……父はすごく応援してくれています

――お芝居のどんなところに楽しさを感じていますか?

もともと少年役ができる女性声優さんへの憧れが強かったこともあって、性別や種族を超えたお芝居に楽しさを感じます。あとは、コロナ禍が明けてからたくさんの方とお芝居で掛け合えるのがすごく楽しいです。1〜2年目よりは、掛け合いの多い役を頂けることが増えてきたので「話せているな」と実感できますし、お相手の方と「あのシーンの会話、めっちゃ良かったよね」という話ができたときはすごくうれしいです。

――現場で、先輩から刺激を受けることもありますか?

もう、刺激しかないですね! 周りの役者さん方の表現に「こんな声も出るの!?」とびっくりするようなことばかりです。現場で見たもの、聞いたものをたくさん吸収して、どんどん活かしていきたいです。

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――では、声優として特に成長したなと感じるところはどこですか?

ずっと少年役をやりたいと思っていたので、オーディションを受ける際、自分で役を選んでいい場合はなるべく少年役を選んでいましたし、頂くオーディションも少年役が多かったんです。ただその分、自然な女の子を演じられない時期があったんですよ。どうしても男の子寄りになってしまって苦労したんですけど、そこからはようやく抜け出せたかなと思います。

――演じられる役の幅が広がったんですね。

そうですね。まだ駆け出しですし、いろいろな役を演じて自分の幅をもっと広げたい、と思っています。そのうえで、少年役にこだわっていけたら。一言で少年役と言っても十人十色ですし、その中でも引き出しを増やす必要はあるので、うまく演じ分けられる声優になっていきたいです。

――ただ、実際に少年時代を通っていないと思うので、演じるうえではそこが難しそうだなと思うんですが、いかがですか?

そうですね。なので私は、道行く子供たちを見て演技の参考にさせてもらっています。耳をダンボにして聞いていますね。「小学校低学年って、思った以上に声が高いんだな」「でも、意外とこういう子もいるんだ」とか、リアルを知ることができるんです。あとは、アニメを観て名だたる女性声優さんたちの少年ボイスを聴いて勉強しています。「同じ方が演じた男の子でも、この作品とこの作品ではこんなに違うんだ」「どこをどう変えたら、こうなるんだろう?」とか、研究しちゃうクセがついていますね。

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――こうして声優の道を突き進む海弓さんですが、当初反対されていたというお父様の現在は?

応援してくれています。なんなら、『レイヤードストーリーズ ゼロ』でグランプリを頂いた、時、いちばん喜んでいたのが父なんですよ(笑)。

――へえ! それはうれしいですね。

父は、若い頃に小説を書いていたらしいですし、歌や舞台、芸術も好きな人で。私を美術系の大学の付属校に入学させたがったのも父なんです。だから多分、クリエイティブなことをしてほしかったというか。感性豊かに生きてほしいといつも言われていました。今となっては完全に応援してくれています。うれしいですね。

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――最後に少しプライベートに関する質問も。休日は何をしていますか?

飼っている猫とおうちでゴロゴロするか、友達とご飯に行くかですかね。あと、気になる展示があったら観に行ったり、フライングディスクの練習に行ったりします。

――フライングディスク、ですか?

いわゆるフリスビーでアルティメットという競技をやっています。幼なじみに誘われて大学時代に始めて、今でも大会に出たりもしています。練習は主に河川敷でやっているんですけど、これから夏になるので日焼けに気をつけないといけないんですよね。油断したら真っ黒になっちゃうので(笑)。

――あと、展示というとどういったものを観るんですか?

デザイン系の展示に行くことが多いです。この前は、韓国の写真家のキム・ヨンジュンさんと、アートディレクター・吉田ユニさんのアート写真作品展を観てきました。あと、著名な方々の理想の部屋が見られるという企画展も観ましたね。考えてみたら……お出かけする日のほうが多い気がします。

~声優未来予想図~

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Q:これからどんな声優を目指したいですか?

1年後の私 目の前にあるお仕事にちゃんと向き合う

1年ってあっという間ですよね。なのでリアルに考えると、今目の前にあるお仕事一つひとつを大切にすることしかできないと思います。この1年に限らず、今後もずっとそうなんですけどね。そうして、“次”につなげられたらいいなと思っています。

3年後の私 少年漫画原作の主人公を! そしてソロライブも!

3年後というか、3年以内に叶えたいことなんですけど、アニメでメインキャストに選ばれたいです。少年役でメインになれたら最高ですね。少年漫画原作のアニメの主人公とか、子供向け作品のメインは生涯で1回はやってみたいので、それが3年以内に叶うとうれしいです。……欲張りすぎかな? あとは、一人でライブをできていたらいいな!

5年後の私 誰かに夢を与えられる役者に!

アニメはもちろん、ナレーションや外画、歌と、これまで経験させていただいたお仕事を、もっと色々なところで活かせるようになっていたらいいなと思います。そして、誰かに夢を与えられるような役者になっていたいですね。「海弓シュリの芝居を見て、声優っていいなと思ったんです」と、言われるようになっていたら、最高です。

10年後の私 「〇〇といえば海弓シュリ」と思ってもらえるようになる!

漫画を読んでいると、「このキャラ、アニメになったら〇〇さんが演じていそうだな」と思うことがあるじゃないですか? そのくらい皆さんに私の声や芝居のイメージがついていたらいいなと思います。いろいろな役ができる役者になっているうえで「海弓といえば」みたいなキャラクター性も見いだせていることが理想ですね。

撮影/武田真和 ヘアメイク/Sweets 取材・文/松本まゆげ

海弓シュリさん手書きプロフィール

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海弓シュリさんコメント動画

▼動画URLはこちら
https://youtu.be/RJ6FUfvhTS8

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