望月ゆみこ 【VOICE ACTOR NEXT GENERATION】

望月ゆみこ 【『新ニッポンヒストリー』出演インタビュー】

望月ゆみこ 【VOICE ACTOR NEXT GENERATION】

今話題の若手声優を写真とインタビューで紹介する「VOICE ACTOR NEXT GENERATION」。今回は、歴史の「もしも」をテーマに、様々な時代の出来事をデザインするピクチャードラマ『新ニッポンヒストリー』に出演する、賢プロダクションの望月ゆみこさんが登場!

「いつでも、だれでも、どこからでもできる声優体験」をコンセプトに展開、登場人物のオーディションは「年齢不問・未経験OK」。事前稽古やプロの演出家によるディレクションもあり、新たな自分を見つけられる『新ニッポンヒストリー』の魅力や、実際に作品を作り上げるまでのお話などについて語っていただきました。

望月ゆみこさんインタビュー

望月ゆみこ 【VOICE ACTOR NEXT GENERATION】

■プロフィール
もちづきゆみこ●5月25日生まれ。賢プロダクション所属。小中高と合唱、ピアノ、書道を嗜む。 ミュージカルではじめてお芝居に触れ、声優を目指すように。庭園が好きで、そこにまつわる歴史を勉強するのが好き。 好きな食べ物は和食、好きな花は一葉。

公式プロフィール:https://www.kenproduction.co.jp/talent/239

まずは『新ニッポンヒストリー』に参加した感想をお聞かせください。

すごく楽しかったです!
収録に向けて、13人のメンバーで3日かけて稽古を頑張ってきたのですが、参加者の経歴がとにかく個性的で。さまざまな立場の方との練習は貴重な体験でしたし、本番でもみなさんの突き抜けるような演技に刺激を受けました!

今までに経験したことがないような現場だったと。

そうですね。普段は先輩方がたくさんいるところに新人の私が入っていくことが多いのですが、今回は「キャスト全員が同じ立場で物語を作り上げていく」という印象でした。
演技の殻を破るのはすごく難しいことだと思うのですが、自分を超えていくパフォーマンスをたくさん見ることができて勉強になりました!

収録を見学させていただきましたが、監督、助監督をはじめ、スタッフさんの意気込みも伝わってきました。

私たちの演技に対して大きなリアクションをくださったり、すごく盛り上げてくださって、とても良い雰囲気のなかで収録することができたと思います。とてもありがたかったです。

印象的だったディレクションは?

「面白ければそれでいい」というスタンスで、ともすればやり過ぎに感じてしまうような演技もどんどん拾い上げてくださるんです。一方で、表現が足りない部分はしっかりとレクチャーしてくださいますし、ポジティブな気持ちになれるディレクションをたくさんいただきました!

配役についてはどのように決まったのでしょう?

最初の段階でキャスト全員が全登場人物を演じてみて、それを受けて監督さんが配役を決める……という流れでした。
私が演じた井上馨は、本作では「40代の男性」という設定だったのですが、いままで演じたことのないタイプだったので、テンポ感や演じ方が自分の引き出しになくて……。生い立ちを調べたり、身近にいる40代の男性を参考にしたりしました。自分の演技に対する姿勢など、改めて見直す機会にもなりました。

もともと歴史は好きですか?

はい。親が時代劇が好きだったので小さいころから一緒に観たりしていましたし、ちょうどいま、幕末を舞台にしたゲームにハマっているので、タイムリーだなと思いながら収録に臨みました!

今後出演する機会があれば、やってみたい役はありますか?

篤姫やってみたいです! 江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室として歴史に名を残した女性なのですが、いまの私ではまだまだ演じ切るのは難しいと思いますので、いつか堂々と役をこなせるようになりたいですね。
あとは日露戦争(1904~05)以降の歴史に特に興味がありますので、その時代を舞台とした作品に出演してみたいです。

改めて『新ニッポンヒストリー』の魅力を教えてください。

今回は幕末時代でしたが、縄文時代や戦国時代など、幅広いテーマの物語が展開していますので、ぜひ一度ご覧いただきたいです。
また、声優を目指している方にはとても刺激になる現場だと思います。興味があればぜひオーディションに応募してみてください!

新ニッポンヒストリーとは

「いつでも、だれでも、どこからでもできる声優体験」をコンセプトに、10代~80代までの幅広い世代の参加者が切磋琢磨しながら1つの作品を作り上げていくアニメ企画。
収録は全国38拠点行われ、だれでもどこからでも参加できる環境が整っており、演技未経験者からプロを目指す方まで、さまざまな経験を積んだ方が参加することができる。

・YouTube:https://www.youtube.com/@user-it1lp2kh4b/featured
・公式X:https://x.com/newjapanhistory