本田愛美

話題アニメ『日常』で立花みほし役や、『未来日記』ムルムル役など新人声優として急成長中の本田愛美さん。私は周りの方に本当に恵まれているんです、と笑顔で語る本田さん。新人声優ならではのアツい想いを声グラwebに語ってくれました!

プロフィール

本田愛美……ほんだまなみ。9月19日生まれ。ガジェットリンク所属。OVA&TVアニメ「未来日記」(ムルムル)、TVアニメ「日常」(立花みほし)他

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公式ブログ 『マナミゴト』

Vol.1 私にとってこの事務所はパワースポットです

声優になりたいと思ったキッカケは?

『ミセス・ダウト』という映画がキッカケです。
うちの家は結構厳しくて、アニメとかあまり見たことがなかったんですが、あるとき『ミセス・ダウト』の主演のロビン・ウィリアムズさんの演技を見て、びっくりしたんです。声優という職業があることは知っていたんですが、そのとき初めて役者ってこんなにもすごい職業なんだと思いました。ロビン・ウィリアムズさんもすごかったですが、吹き替えの山寺宏一さんにも圧倒されました。特典映像であった吹き替えの現場では、声だけで心をこめて表現する、というプロの仕事を見られて、私もこの世界に入りたい、と思いました。

実際に声優を目指すために何をしましたか。

両親はとてもとても反対していて、声優という不安定な仕事に対して「いつになったら結果が出るの?」って心配していました。努力したから報われる、という確約がある世界じゃないからそう言われても、私にできることは一生懸命努力すること。なので、いろんなワークショップなどに参加したりして、養成所などを探していました。そこで出会ったのが平松広和先生です。この先生のもとで学びたい、と平松先生が教えてくれる今の事務所の附属養成所に入所しました。

レッスンはいかがでしたか?

とても丁寧で分かりやすかったです。少しでも上手くなりたくて無我夢中でレッスンを受けてました。毎回、新しいことをたくさん教わる喜びでいっぱいでしたね。一緒に学んだ仲間とはとても仲が良くて、いろんな話をしたり、集まって皆で勉強会したり…。とても良い出逢いができたと思っています。

『未来日記』のムルムル役が決まった時、どんな心境でしたか?

事務所に所属してすぐに、この役が決まって本当にびっくりしました! そのころはとにかくいろんなものが駆け巡っていて、全然実感できなくて…。
でも、養成所の仲間や事務所のスタッフの方、それに平松さん、皆に喜んでもらえてとても嬉しかったです。私は周りの人にすごく恵まれているんだなぁって実感しました。私にとって、ガジェットリンクがパワースポットなんだと思います(笑)。

声優という仕事の魅力を教えてください。

声優という仕事は生命を吹き込むとても大切な仕事だと思っています。そして、与えていただいたキャラクターの想いを、しっかりと見てくださる方に伝えていくこと。とても楽しいですが、やりがいのあるステキなお仕事だと思います。

印象に残っている作品や役柄は?

私は、まだそんなにたくさんの作品に出てはいないのですが、『未来日記』のムルムル役は、私も今一緒に歩いている役なので、これからもいろんな表情を見せられるように頑張っていきたいと思っています。
また、『日常』の立花みほし役では、出演が後半からなのですが、皆さんに温かく迎え入れていただき、とても嬉しかったです。

本田さんがやってみたい役は?

等身大の自分を出せるキャラクターをやってみたいですね。あとは…、うんと年上のお姉さん。お色気系じゃなくって、悩んでいる主人公に人生指南なんかできちゃうアパートの大家さん、みたいな(笑)。
いろんな役に挑戦したいと思っているんですが、へたに声だけを変えるような表現にならないように気をつけたいと思っています。心が変わるから自然に声も違って聴こえる、そんな風にキャラクターを演じ分けたいと思います。

Vol.2 人の温かさを表現できるような声優になりたい

仕事をする際に気をつけていることは?

挨拶ですね。挨拶は全ての基本だと思うので、とにかく大きな声でしっかり挨拶、というのは常に心がけています。大きな声を出すことで、内側にいっちゃいそうなテンションを外側に持っていけるような気がしています。私はまだまだ新人で、たくさんの方に支えていただきながらも、先輩たちのいいところを学んでいこうと必死です(笑)。

自主練はどんなことをしていますか。

養成所でもらったテキストなどを繰り返しやっています。私、実家で暮らしているんですが、やっぱり発声はいろいろ気を使っちゃうので、一人カラオケだったり、音楽スタジオを借りたりで思う存分やっています。あと、毎日ストレッチは欠かしません。私、すっごく体が硬かったんです。今も硬いんですけど…。少しは柔らかくなったかな。平松先生に「体が硬くても、声がしっかりしていれば声優になれる!」といわれたことが救いになりました(笑)。

声優になって嬉しかったことを教えてください。

一番嬉しかったことは、両親が喜んでくれたことです。デビューが決まった時、父がメールくれたんです。「おめでとう」って。普段メールなんて全然しない父だから余計嬉しくなっちゃいました。それから、『日常』の出演が決まったときに両親が、ケーキを用意してくれていて。ちゃんとプレートに「TVアニメ おめでとう」って書いてあったのが、すごく嬉しかったです。あんなに反対していた両親にこうやって喜んでもらうことが出来たのはすごく幸せに思います。
声優としての喜びは、何といっても作品を見てもらうこと! そして、そんな私を支えてくれるファンの方もいて、いっつも元気をもらっています。「アニメ見ましたよ~」ってお手紙をもらうと落ち込んでいても、すぐに立ち直っちゃいます(笑)。いただいたお手紙専用のかわいいファイルを作って大事にしているんですよ。

現場での失敗談を教えてください。

『日常』の初収録で、現場に早めに到着して、どんどん皆さんがいらっしゃって、さぁスタートしよう、ってときになって…、トイレに行きたくなっちゃったんです。ずっと我慢していたんですが、タイミングが分からなくって。私のせいで皆さんの雰囲気を壊したくなかったんですが、結局お願いして行かせてもらいました(笑)。申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、そのときのことは正直パニックになっていてもうよく思い出せないんです。皆さん、トイレは早めにいった方がいいですよ~。

今後の目標は?

私自身が作品から影響を受けてこの世界に入りたいと思ったので、私の出演している作品を見てくれた人に影響を与えられるようになりたいと思っています。
また、今年は地震とかいろんな悲しいことがたくさんあって、だからこそ人の温かみをすごく感じられた一年だったと思います。この温かさを表現できるような声優になるのが目標です。
新人の私には、いろんなダメ出しをいただきます。ダメを受けてはじめて気付くこともあるし、現場には目標となるたくさんのステキな声優さんがいっぱいで、毎日が勉強の連続です。

最後に、声優になりたい人に向けてメッセージをお願いします。

私もまだまだ勉強中の身ですが、声優という仕事は本当にステキな仕事です。
まず第一歩として学校選びがあると思います。ネットの評判とか、そういう不確かなことではなく、実際にその学校に触れて感じた気持ちが、自分にあっているのかどうかの判断材料になるのではないでしょうか。私にとってこの事務所がパワースポットであるように、皆さんにあう学校・養成所・事務所はきっとあると思います。たとえば憧れの声優が所属している事務所に入りたいとか、そういうスタートでもいいと思います。モチベーションを高く持って、諦めないってことが実は何より一番大事なのかもしれないですね。
私も一生懸命、毎日勉強して頑張りますので、いつの日かこれを見てくれた人と共演することが出来たらとても嬉しく思います。

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